前回は【会話のスピード】についての判別の話をしました。少し前回のメカニズムをまとめますね。
仲の良い相手(同質、仲間だと認識)との会話の場合、両者の会話スピードは近いものになる。という習性があります。そしてこれは逆も真なりの理屈になります。つまり自分と会話のテンポが近く心地が良い状態は「仲間と話しているからだ」と逆に心理的に認識します。つまり前回営業マンが無意識にお客様の会話スピードに合わせたことによりお客様は自分の心地の良い慣れ親しんだ環境(これをコンフォートゾーンと呼んでいます)で話ができ、同質感を感じます。お客様はわざわざ初対面の営業マンのスピードには合わせませんが、営業マンがお客様のスピードに合わせたことにより、お客様は普段の自分の話すスピードでこの心地の良い環境を無意識に感じます。そしてこの事は「目の前の営業マンは自分と同類項のタイプなので安心できる。信頼しよう!」と無意識に判断する一つのファクターになります。これだけで決定するわけではありませんが判断のプラス材料になったという事です。
この手法をNLPでは【ページング】と呼んでいます。話すペースを合わせるので「ページング」かな?と勝手に思っていますが、語源はすみません調べてません。
今回はページングと同じ理屈になりますが【ミラーリング】という手法をご紹介します。と、思ったら時間切れでした。申し訳ありません。後程か明日更新いたします。次回はミラーリングについてご説明します。失礼しました。