おはようございます。昨日は管理の仕事をパートリーダーに権限移譲をする提案をしました。そして部長さんは各々のリーダーが管理業務を遂行できるように【支援・教育】していくと申し上げました。 ではどのような立ち位置になるのでしょうか?

まずは管理業務の権限移譲ですが、厳密に言うと部長さんにも管理業務は残ります。どういうことか?それは「パートリーダーを管理する」業務です。この辺りを含めて新しい部長さんの役割を列挙してみたいと思います。

A:パートリーダーを管理する役割

 これは部の伝統、ルール、指導者からの指示等がきちんと「リーダーに理解されているか?」、そして「メンバーに的確に伝えられているか?」。最終的に「メンバーが守っているか?」→【メンバーを管理できているか】。これらがきちんとなされているかについてパートリーダーを管理する役割です。

 この役割は例えば「副部長」というポストがあればその方に任せるというのも考え方としてはアリだと思います。いずれにしても上(指導者)から降りてきた指示をきちんとリーダーに伝える役割。そしてそれがリーダーを介して正確にメンバーに伝わり、メンバーの行動に反映されているかを確認する役割になります。

 この役割を全うするために最も効果的なのが「リーダーズミーティングの実施」です。頻度は団体によって変わってくると思いますが、少ない時間で構いませんので頻繁に開催する方が良いと思ます。内容はシンプルで下記の3つの議題で充分です

1:指示の伝達  指導者からの新たな指示、部のルールの再確認等の伝達

2:伝達済み事項の結果ヒアリング 前回伝達した指示が各パートで守られているか?問題や課題はあるか?等について各パートリーダーに発言させる

3:その他(毎日練習前に開催する場合等はその日のパート練習の目的やゴールなどについてリーダーに発言させるのもとても効果的です)

このリーダーズミーティングは是非取組んで頂きたいと思ます。管理業務だけでなく練習や指導方法のシェアなどを通じて部長さんや各リーダーのリーダーシップがとても強くなることを実感されると思いますよ。おすすめです!

明日に続きます。