おはようございます。昨日は期待を告げることの重要性と、にもかかわらずついそれを疎かにしてしまうリーダーが多い現状をご紹介しました。では何故リーダー(指導者)はその部分を軽んじてしまうのでしょうか?そこには大きな心理的盲点・誤解があるのです。

【『分ってくれてるはず』の大誤解】の心理がまず挙げられます。もう少し詳しく説明しますと、指導者がメンバーに対して「こうあってほしい、こう期待している」といった気持ちは「わざわざ本人に言わなくとも分ってくれてるはず」と勝手に誤解してしまうケースが多いという事です。又は「今は分かっていないかもしれないがいずれは分かってくれるだろう」といった風に勝手に解釈してしまうケースもあります。いずれにしてもこれらは指導者の【勝手な憶測】に過ぎません。実際にメンバーにヒアリングしてみますとそんな期待は微塵も伝わっていません(笑)。「え⁉そんな風に思ってくれていたんですか?」とびっくりするメンバーが多いのが現状です。いかがでしょう?このやりとりのギャップを見ただけでもいかに期待を告げる効果が高いのかをご理解いただけると思います。

ですので、まずは「分ってくれてるつもりは100%伝わっていない」「わかってほしいのならきちんと言葉で本人に伝える」という事を是非ご理解下さい。誤解を生む心理の二つ目は次回ご紹介します。次の心理は今回のような表面的なものではなく無意識の領域のものになります。多少学術的にはなりますがとても大事なパートになりますので是非ご覧頂ければと思います。