おはようございます。前回は練習の目的や結果についての書式報告をご紹介しました。文字に落とすことによりまずはパートリーダーさん自身の気付きがあると思います。その次にそれを見てコメントする部長さんや先生の気付きや発見もたくさん出てくると思います。簡単にまとめると下記の通りです
◆パートリーダーは自身の練習目的や方法について振り返ることができ
◆部長はそのリーダーに対してどのようなコメントやアドバイスをしたら、そのリーダーが上手く練習を進められるか?について考え・悩むことができ
◆指導者の先生はその悩める部長がどのようにリーダーに接し・指導したら効果的なのか?ということについて見守り・アドバイスをすることが出来ます。
このそれぞれの立場の視点はとても大事です。しかし実際にこの視点を持てている団体は意外に少ないのではないでしょうか?「理想論とそれが実際に出来るかは別だ」という声があるかもしれません。しかしそれに関しては指導者自身の目指す方向付けとそれに対する具体的なミッションがそれぞれの生徒さんに浸透していないだけの事です。先生がまず「このような組織にしたい」と思う事から始まります。その上でこのシリーズでもご紹介している様に「部長の役割は~」、「部長は~が仕事」、「パートリーダーは...」といったように具体的な役割とミッションを生徒さんに繰り返し(最初の内は特に)伝え、それぞれの立場の生徒さんが持つべき視点を理解させるのです。私自身この組織の根幹部分の【リ・ビルド】の一助になればとの想いでこのブログを書いています。
最初からうまくはいかないかもしれませんが是非トライしてほしいと思います。ここが成長すると生徒さんの視点の【抽象度】が上がりますので、一気に精神的に大人になっていくのを確認できると思います。視点について最後にまとめます
◆パートリーダーはメンバーにフォーカスしどうしたらそのメンバーが上達するかについて指導方法を悩み
◆部長はそのリーダーにフォーカスし、どのようにアドバイスしたらそのリーダーが最良の結果を出すことが出来るか?とうことについて悩み
◆先生は部長にフォーカスし、どのようにリーダーに対して接して、そしてアドバイスをし、最良の結果を出すことが出来るか?という事について見守りつつも応援し育てていく。
次回以降に続きます。