おはようございます。少し説明に時間を要しましたが2つ目の方法【B:その目標を完全に達成する前提にして現在まで逆算し、そのイメージを強烈に共有する】の中での「完全に行く(達成する)事を前提にする」とは何かをご説明していきました。長い説明にはなってしまいましたが実際この点が理解でき決意・実行できればもう半分以上は成功したようなものです。是非トライしてみて下さい。

さて、この前提がOKであれば今日は言葉の工夫についてアドバイスさせて頂きます。それは言葉の選択も「既に決定している」といったものに変更するというものです。 先日の大阪出張を再び例にとると予定が入った際家族等に何て伝えますか?恐らく「来月〇日に大阪出張になった」と決定事項で伝えると思います。「大阪に行くかもしれない」とか「出張に行きたい」といった言い方はしないですよね。もう決定事項として伝えた上で予定と準備を進めるでしょう。同じように「全国大会に行く事になったので」という言葉の使い方に変更します。これはご自身と生徒さんの共通言語にして下さい。アファメーションといいますが練習開始や終了時の掛け声も必ず「決定している」という言い方にして下さい。敢えて過去形にして「決まった。出場することになった」という言い方にしてもOKです。

前回触れましたが「全国大会行くぞ!」という掛け声は分解すると「全国大会に行けるように頑張るぞ!」という事ですから「全国大会にまだ行けていない」ことを無意識に刷り込むことになってしまいます。そして「頑張るぞ!」が目的になってしまうのです。細かい事の様に聞こえるかもしれませんが言葉は正に「言霊」といわれる通り細かい事の積み重ねもコンフォートゾーンの形成に関わってきています。この辺りから工夫を始めてみてはいかがでしょうか?