おはようございます。昨日は現状のコンフォートゾーンを打破するために、自ら創り出した違和感・恐怖感に負けずに「まず一歩踏み出す(アクションを起こす)事」。そしてホメオスタシスにより元の状態に戻ってしまうまえに「周囲にその決意を伝える事」をお伝えしました。部の全体目標が部員のコンセンサスを得た上で決定したとしたら、是非この2つのアクションを起こして下さいね。それだけで従来とは少しだけ違った感覚になってくると思います。

さて、周囲に伝える際ですが少し恥ずかしさが中心の抵抗感があるかと思います。しかしここでも是非勇気を出して一歩を踏み出して下さい。必ずそれによって得られるものがあります。それは(少なくともこの話題に関しては)付き合っていく人の選別ができる。というものです。少し上からの目線になるような書き方ですがこれはとても大事な事なのです。まずはこういった決意などの話を聞いた時の周囲の反応は大きく3種類に分けられます。

1:無反応・無関心 ⇒「ふーん」、「そうなんだ。すごいね」といったような薄い反応の後特にコメントもないこのような方々は残念ながらあまり皆様の目標や決意には関心が無いようです。なので特にこの方々を避ける必要はありませんがコミュニケーションを深める必要も無さそうです。

2:否定・制止 ⇒「いきなりそんなことし始めて大丈夫なの?」、「いきなり全国大会なんていったら親から反対が来るよ」、「まずは県大会で成績をステップアップさせることからじゃないの?」、「県の代表校はもうだいたい指定席で毎年決まってるじゃん」...などなど。こういった方々は決して悪い方々ではないですし、むしろ皆様の事を心配しているが故のこれらのコメントだったりします。しかしこの方々のネガティブコメントは皆様のホメオスタシスとの相性が抜群で、何とか元のコンフォートゾーンに収まらせようと働きかけます。この方々を苫米地博士は少し強めな表現ですが【ドリームキラー!】と言っています。アメリカの著名な実業家の講演会ではこの様なタイプの人間に出会ったら「全力でそこから離れろ!」と言っていました(笑)。少なくとも完全に新たなコンフォートゾーンが出来るまでの期間はこの方々との距離を置いた方が賢明です。コミュニケーションを取らざるを得ない場合もこの話題に関しては一切触れない事をお薦めします。

3:応援・協力 ⇒「すごいね!応援するよ」、「何か自分に出来ることある?」、「それであれば〇〇校の先生知ってるから一度話を聞きに行ってみたらどう?」...。この方々は皆様の目標の達成に向けて協力してくれるとても有難い人達です。この方々はその目標が「出来るかできないか?」ではなく「達成するためにはどうしたら良いか?」というスタンスで物事を考えられる方々なのです。是非大事にすると共に「協力をお願いすることを遠慮しない」で下さい。

以上3タイプですが、周囲に目標や決意を伝えていくにつれそのタイプが選別されてきます。そして3つ目のタイプの方々が「協力者」として皆様の成功をサポートしてくれるようになります。少し言葉は悪いですがまずはこの選別作業が出来るだけでもこの周囲に伝える作業はとても大事になってくるのです。

明日は協力者の必要性についてお話しします。