今日はNHK全国合唱音楽コンクールの中学校全国大会。NHK教育で生放送の予定です。今回我が家は初のTV観戦予定です。縁があり長女、次女共に小学校から合唱をし続け、今年次女が高校進学したことにより我が家の合唱生活はピリオドを打ちました。有難いことに6年間全国大会出場に恵まれたことから毎年この日はNHKホールでの観戦でした。今年はもうメンバーに娘はおりませんが、ここまで長年応援するともうそのチーム自体のファンになってしまっていまして、TVの前でのドキドキの観戦です。
私自身は吹奏楽、交響楽団と経験しましたが合唱、声楽は全くの未経験。最初はその違いに戸惑いました。小学校のうちから娘たちはコンクールに出ており観戦に行きましたが「何でこの団体が評価されて、この団体が評価されないんだろう?」というケースも多く、判断基準がよくわかりませんでした。でもこれも以前の内容のいわゆる「聴力」なんですよね。例えば合唱無知の私は「ことば」や「発声」ということについて全く注意が向けられておらず音楽のみを聴いてしまっていたのです。
よく考えれば当たり前のことですが器楽と声楽の一番の違いは「ことば」ですよね。外国曲をチョイスすればその発音が問われますし、日本語曲にしても母音、子音などの正確性や統一感などが求められ、これらは器楽には全くない判断基準になるのでしょう。数年聴き続けてようやく聞き分けられるようになってきた気がします(それでも審査結果とズレがあることがありますが、これはカテゴリー問わずそういうものでしょう)。
普段吹奏楽中心の方も是非お聞きになってみることをお勧めします。吹奏楽とはまた一味違ったハーモニーや音楽の流れ方を実感でき新たな発見があると思いますよ!