おはようございます。今日は3つ目の傾向

3:そもそも達成するためのアクションプランが立てられない(もしくはあきらかにそのアクションが間違っている) についてご説明していきます。

 目標は自分の口で言えました。しかし「ではどうアクションを起こせば(どういう練習をしていけば)それを達成できるの?」と聞いたときそのまま考え込んでしまう。首をひねってシーン... こんな場合は答えを待っても意味はありません。自分の頭で考えようにも、そもそも知らないものには考えようがありません。 又考えた結果とんちんかんな答えが返ってくる場合もあります。以前金管楽器の高音演奏でのスタミナをつける為に「ジムで筋トレする」と言い放った後輩がいました(笑)。ジムに行ってどの部位の筋トレをしたのか未だに謎ですが、これなどはとんちんかんな答えの最たるものだと思います。ここまで極端ではないにしても「そのアクションプラン(練習方法・計画)を実行しても目標到達にはならない」と判断できる場合にはやんわりと修正をする必要があります。

そしてその上で、これらの場合は達成の為に必要なアクション(練習)をアドバイスしてあげて下さい。もし指導者自身でも解決法がわからない場合は曖昧な事は言わず、どなたかわかる方に質問した上で後日キッチリと答えてあげて下さい。そして、とにかく大事なのが本人が「この練習をすれば、目標達成に近づくんだ!」と自覚できる事です。

最終的には自分で考えた練習ではありませんがこの自覚があれば信じて頑張れるはずです。その同意を必ず最後に取って下さい。

以上が3つのタイプの修正確認作業でした。明日以降に続きます。